データセンターの社員を知るジェイムス・カーカム

マイクロソフトの成功は社員にかかっています。そこで今回は、マイクロソフトのグローバルデータセンターで働く優秀な社員をご紹介します。彼らがハイテク業界でのキャリアを目指したきっかけや、さまざまな道を探ったこと、そしてデータセンターで働く社員の一日がどのようなものかをご紹介します。
ジェイムズ・カーカムの紹介
ITオペレーション・マネージャー
ワシントン州クインシー
2011年より社員
初期の頃
カナダのオンタリオ州オタワで生まれたジェイムズは、4歳のときに家族とともにワシントン州エフラタに引っ越した。ジェイムズがコンピューターに興味を持ち始めたのは、家族が初めてコンピューターを手に入れた6歳の頃だった。「母には不愉快だった。母は僕に他のことをしてほしかったんだ」。高校時代、ジェイムズは学生技術者になった。当時、彼の学校には技術部もコンピューター室もあまりなく、ラップトップは子供1人につき1台しかなかった。「そこで私はプロとして歯を磨いたんだ。副業として人のパソコンを修理するだけでなく、実際に給料をもらっていたんです」。2007年に高校を卒業する頃には、クインシー近郊に最初のデータセンターが完成していた。高校卒業後、彼はその仕事に携わろうとしたが、地元のデータセンター・アカデミーが存在する以前のことであり、十分な経験がないと言われた。ジェイメスはその後、エレンズバーグにあるセントラル・ワシントン大学に進学し、2012年に情報技術と行政管理の学位を取得して卒業した。在学中はずっと大学でヘルプデスクやマッキントッシュのサポートをしていた。
テクノロジーへの道
ジェイムズにとってテクノロジーは常に興味の対象だった。学位を取得する直前、ジェイメスは当時クインシーのデータセンターを担当していたベンダー企業に即採用された。2013年にフルタイムのポジションが空くまで、彼はベンダー側であっという間に出世した。ジェイミスが技術者として入社した当時、マイクロソフトの社員は4人だった。今ではクインシーには300人以上のフルタイム社員がいる。彼はデータセンターのプロジェクト・マネージャーからスタートし、4年でデータセンターのオペレーション・マネージャーに昇進した。最初の職務では、クリティカルな環境、ロジスティクス、セキュリティ、ITなど、現場のすべてに責任を負っていた。
スーパーパワー
ジェイムズはデータセンターに長く勤めているため、豊富な知識によって、困難な状況でも優れた能力を発揮することができる。「多くの場合、誰に連絡すればいいのか、誰に相談すればいいのかを知っています。それは間違いなく、私が現在のチームを助けていることです」。彼はこれまでさまざまなチームと交流してきたが、それが強みだと考えている。「何年も何年もかけて人間関係を築いてきた。会社はとても大きいから、そういう人たちを知っていて、彼らが私たちをサポートしてくれている間、彼らをサポートすることで、物事がとても簡単になったんだ"ジェイメスはチーム間のギャップを埋めることができ、誰とでも気軽に話すことができる。「引退した家庭医である父から、人々が理解できるような明確な言葉で話す方法を教わりました」。
ある日の出来事
ジェイムズにとって、毎日多くのミーティングに出席するのは一般的なことだ。「ブレイクフィックス・オペレーションの推進を手伝っています。ジェイメスのチームは、昼夜を問わず常に待機しているデータセンターの唯一のチームだ。このチームは、夜間シフトの間、必要であればデプロイのサポートをする。ジェイメスはすべての時間帯に対応しているため、夜中に電話がかかってくることもある。ジェイメスはほとんどの日、ブロックを解除する手助けをしたり、改善点を探したりと、問題を解決するためにチームを動かしている。