データセンターの社員を知るシュアイブ・ハミド

マイクロソフトの成功は社員にかかっています。そこで今回は、マイクロソフトのグローバルデータセンターで働く優秀な社員をご紹介します。彼らがハイテク業界でのキャリアを目指したきっかけや、さまざまな道を探ったこと、そしてデータセンターで働く社員の一日がどのようなものかをご紹介します。
シュアイーブ・ハミッドの紹介
データセンター技術者
シャイアン
2019年より社員
初期の頃
シュアイブはイエメンのイッブ州にあるアル・サハラという小さな村で生まれた。シュアイブは、イエメンのイッブ州にあるアル・サハラという小さな村で生まれた。彼の故郷のような人里離れた村では、基本的な生活に必要なものは非常に限られており、手に入れるのは困難だった。シュアイブはテクノロジーから離れて育ち、ほとんどの時間を友達と外で遊んで過ごした。2008年、兄がアニメ『未来少年コナン』を見るために古いデスクトップPCを送ってきた。そのデスクトップPCで遊んでいるうちに、シュアイブは本当に興味を持つようになった。2009年、彼の家族はアメリカに引っ越す機会を得た。
テクノロジーへの道
刑事司法の準学士号を取得したシュアイブは、刑事司法は自分には向いていないと感じていた。サッカーをしていたとき、シュアイブの仲間の一人が彼にコンピューター・サイエンスの入門クラスを取るように勧めた。シュアイブは彼のアドバイスを受け、そのクラスに申し込んだ。シュアイブの教師の一人、トロイ・アミックがマイクロソフトのデータセンター・アカデミーを紹介した。彼はアドバイザーのところへ行き、プログラムに申し込んだ。
2019年の夏、シュアイブはデータセンター・アカデミーのプログラムを修了し、資格を取得した。DCAプログラムの一環として、シュアイブはシャイアンにある地元のデータセンターでの求人について知らされ、それに応募し、面接プロセスを経て、2019年9月9日に採用された。
スーパーパワー
新人テクニシャンのトレーニングは、シュアイブのお気に入りのひとつだ。すべてがうまくいったとき、彼らの顔が「ハッ」とするのを見るのは、この世のものとは思えない。サーバーのトラブルシューティングに困ったとき、チケットの要求内容を理解したいとき、彼らが直面するかもしれない障害を解決したいときなど、誰もが頼れる存在になることだ。シュアイブは、知識を深め、自分自身に挑戦するために、チームで最も難しい仕事をするのが好きだ。
ある日の出来事
シュアイブは午後6時に出勤し、メールに目を通し、シフト全員がそれぞれのビルにチケットを割り当てられたことを確認する。午後6時30分ごろ、5-in-15ミーティングに出席し、安全、前シフトのハイライトとローライト、天候、その日の主要プロジェクトについて話し合う。午後11時ごろには昼食をとり、その間にサウジアラビアで入国ビザの発給を待つ妻とビデオ・チャットをする。昼食後、シュアイブは列に異常がないか監視する。朝6時まで仕事に戻る。家に帰るとすぐに寝るようにして、午後早く起きて用事を済ませ、その日の昼食を作る。