スペイン、アラゴンのイメージのコラージュ

アラゴンのマイクロソフト・データセンターを理解する

地域社会にマイクロソフトがあることの意味

私たちは、より多くのことができる企業はそうあるべきだと信じています。だからこそ私たちは、テクノロジーが人類と地球の未来に恩恵をもたらすことができ、またそうしなければならない重要な分野に焦点を当て続けているのです。マイクロソフトのグローバルなコミットメントに沿ったデータセンター・コミュニティの誓約は、地域社会の課題に取り組み、私たちが事業を展開し、従業員が生活し働く地域社会で利益を生み出すデジタルインフラを構築し、運用することです。

アラゴンのデータセンター・プロジェクトについては、新しいバーチャル・ルームをご覧ください。

アラゴン・バーチャル・ルームの内部を覗いてみよう

アラゴン・コミュニティの一員として、私たちは透明性を通じて信頼を育んでいきます。新しく作られたバーチャル・ルームでは、アラゴンでの私たちのプロジェクトに関する情報をオンラインで提供し、簡単にアクセスできるようにしています。私たちが行っている仕事について、さらに詳しい情報をご覧いただけます。

テクノロジーで地球に水を戻す

アグア・セグラとのパートナーシップにより、エブロ川流域で、スマート灌漑ツールとデジタル・トレーニングによる農業用水使用の最適化を目的とした水補充プロジェクトを開始した。現在までに、このプロジェクトは推定115,337 m³の節水を達成し、2025年3月から5月にかけて4回のトレーニング・ワークショップを開催し、72人の地元生産者が参加した。このプログラムは、合計で740ヘクタール、710人以上の農家に恩恵をもたらす予定だ。また、8歳から16歳の子どもや青少年を対象とした環境・気候教育ワークショップも開催され、早い時期から環境に対する意識を高めている。

学生のテクノロジーへの関心を喚起

イベルカハ財団(Fundación Ibercaja)とレフトクラフト・エデュケーション(Leftcraft Education)が共同で開発した「マインクラフト教育によるSTEM職業の目覚め(Awakening STEM Vocations through Minecraft Education)」は、サラゴサ(Saragoza)、ラ・ムエラ(La Muela)、ビジャマヨール・デ・ガレゴ(Villamayor de Gállego)にまたがる19校の1,250人以上の生徒にテクノロジーを身近なものにした。2024-2025年度を通して、生徒たちは創造性、コーディング、デジタルセーフティに関する実践的なワークショップに参加し、フランシスコ・デ・ゴヤの作品にインスパイアされた空間を再現するコンテスト「マインクラフトでゴヤを探る」でクライマックスを迎えた。入賞したプロジェクトには、サラゴサの中央市場、ゴヤ寺院、アルハフェリア宮殿のデジタル版があった。このプログラムは2025年から2026年にかけても継続され、サラゴサ、ウエスカ、テルエル中の学校に拡大される予定である。

マインクラフトのビジュアル画面とコーディング画面のスクリーンショット

学習と技術的創造性のための空間の提供

2025年3月、マイクロソフトはアラゴン工科大学(ITA)、テクナーラ、アラゴン政府とともに、サラゴサでハッキング・ザ・フューチャー・ハッカソンを開催した。このイベントには、学生や専門家を含む120人以上の参加者が集まり、持続可能性、モビリティ、農業、航空宇宙などの主要分野における技術的ソリューションを共同創造した。The Wave会議内で開催されたこの第1回は、アラゴンの起業家エコシステムにおける実践的学習とイノベーションのベンチマークとなった。2026年には第2回が予定されており、3つの州すべてに拡大される。